十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

ああ、入れ歯

昨日は、午後から歯科医院に行ってきた。
予約時刻に行ったら、急患で先生は往診中であった。


訪問診療も行っているので、たまにこういうことがあるらしい。
受付の人が「電話をかけたんですが、つながらなくて」と申し訳なさそうに言っていたが、スマホに替えたときに携帯会社も変えたので、番号を持ち込まずに変更したのだ。


歯科衛生士さんに歯のクリーニングをしてもらっているうちに、先生が帰って来た。
2週間ほど前に型を取った入れ歯が出来たので、1回目の調整をしてもらう。


洋服でいえば、採寸して仮縫いといったところか。
最終的な調整は、また10日後になる。


入れ歯をつくるとき、保険にするかどうか訊かれたので、保険外でつくってもらった。
もう歳なんだから歯にそんな大金をかけてもしょうがないか、という気持ちと、もう残り少ない人生なんだから少しでも快適に過ごしたい、という気持ちが交差したが、後者を選んだ、


お金はあった方が安心だが、無理して遺しても仕方がない。
先のことは分からないが、人生終盤への身体のメンテナンス代だな。


そういえば、歯が抜けたとき、上の歯ならば床下に、下の歯ならば屋根に投げたなあ。
あれは、乳歯だったからよかったけれど、もう抜けたら生えてこないしな。


「嚙みしめる味も抜けさうな歯で」 種田山頭火


山頭火も、歯では苦労したらしい。


グレビレア・ロビンゴードン