十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

花籠を持つ少女

昔、こんなものをつくっていた時期があった。


帽子はミニひまわりの葉、髪はトウモロコシのヒゲ、衣類はガーベラを使った。
アール・ヌーヴォーを気取って、周りにヘクソカズラを配した。


花びらを一枚一枚貼るのは気が遠くなりそうだったが、けっこう楽しくもあった。


今では老眼で細かいものは見えないし、体力も気力も集中力も失せてしまった。


老いは、猫のように足音もなく忍び寄ってくる。
ああ、歳はとりたくないものだ。


「陽は昇り、また沈み、時うつる、よろこび、悲しみをのせて流れゆく」
                   屋根の上のヴァイオリン弾き より