十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

洗濯日和

朝起きたら、庭から虫の音が優しく聞こえてきた。
涼やかな朝の空気の中に、秋の気配を色濃く感じる。


庭に出ると、昨日の台風で自転車が倒れていた。
玄関先に置いてあった段ボール箱は、庭の隅まで吹き飛ばされ、雨水をたっぷり吸っていた。


報道では、「今年最強の台風」と繰り返すばかりで、何が最強なのか判らなかった。
風なのか、雨なのか、中心気圧なのか、半径の大きさなのか。
最強の具体性がよく判らぬまま、今回もあちこちに爪痕を残し温帯低気圧になった。


今朝は、溜まっていた洗濯物に追われた。
雨の日に洗濯をして部屋干ししたシャツを着ようとしたら、何となく臭くて洗い直した。
今日は、久しぶりの日光が、ひどくありがたく感じる。


「普通は宝物」と言うが、とくに何もない平凡な一日が宝物なのかもしれない。


ボタンクサギ