十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

かそけき秋

日がな一日、トンボを眺めていたいと思うことがある。
退屈な一日、無為無聊な一日、そんな一日に意味はないのだろうか。


流れる雲をボーッと見ていたり、風にそよぐ草木の音に耳をすましていたい。
夕餉の匂いが漂うなかで、逢魔が時の薄い闇に溶けてしまいたい。


こんな気持ちになるのは、秋風のいたずらのせいだ。