十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

9月朔日

「明日など来なければいいのに」と思っても、朝がくると目が覚め、悄悄たる一日が始まる。
そんなことの繰り返しで、今年も9月になってしまった。


9月の声を聞くと、秋がより身近に感じられる。


「秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。」


そこはかとなく、そこはかとなく、秋の風が寂しさを連れてくる。
夕暮れは想いが遡行して、妙に人恋しい。