十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

浅き夢見し

「色は匂へど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為の奥山今日越えて、浅き夢見し酔(ゑ)ひもせず」
いろは歌は、涅槃経のなかの、「諸行無常、是正滅法、生滅滅己、寂滅為楽」という偈を、今様歌にしたそうだ。


昨夜は、よく眠れなかった。
いつもは眠剤を飲むと1時間くらいで眠くなるのだが、どうも寝つけない。


頓服の眠剤を追加で飲もうか迷っているうちに少し眠ったのだが、真夜中に中途覚醒してしまった。
頓服の眠剤を飲むには遅いし、夜明けまでにはまだ早い。


やがて、遠くで新聞を配達する音が聞こえ、少しウトウトして浅い夢を見た。
夢の内容は憶えていないが、目が覚めたときに、不快な倦怠感だけが残っていた。


そしてまた、「今日も一日始まるのか」という思いに悶々とした。
答えの無い問いを繰り返し、疲れて打ちのめされ、そして無力感に苛まれるのだ。


ユキノシタ
そういえば、鎌倉に雪の下という地名があったな。