十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

素朴さゆえに

ルコウソウにもいくつかの種類があるが、マルバルコウソウがいちばん野趣に富んでいると思う。
ハゴロモルコウソウなどは、庭に植えられているのを見たことがあるが、マルバルコウソウはフェンスなどに絡みついていることが多い。


野趣に富んでいるということは、素朴なのである。
だから雑草として引き抜かれてしまう。


都会では、素朴な人は、その素朴さゆえに生きにくい。


素朴が悪いのではない。
相対的な速さが合わないのである。


警戒心の希薄さが、わざわいする場合がある。
裏表がないゆえに、軋轢を生じさせる場合がある。


素朴さゆえに生きにくい雰囲気が、日本中を覆いつくそうとしている。
でも、フェンスに絡みながら咲いている花が私は好きだ。


マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)


ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草)