十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

敗戦記念日

あえて終戦記念日とは書かない。
敗戦を終戦という言葉に置き換えることによって、戦争の総括を曖昧にしたような気がするからである。


今年は、杉田議員の「LGBTの人たちは生産性がない」という主張を読んでから、マイノリティと戦争について考えてしまった。


ナチス最初のガス室は、精神病院の中につくられた。
(ブランデンブルク州立精神病院に最初のガス室がつくられた、と記憶している)
「生きるに値しない」および「生きるに値しないとみなされた」者が殺害されたのだ。


ニュルンベルク法では、北方人種(いわゆるアーリア人)こそ最も優秀な民族であり、文化の創造者であって世界を制覇する権利を有する唯一の種族であるとする一方で、非アーリア人で、とりわけユダヤ人を劣等人種で文化破壊者であると規定した。


日本では、1940年に「国民優生法」が施行された。
「国民優生法」は、ナチスの「断種法」を日本向けに焼き直した法律と言われている。


「国民優生法」は、戦後「優生保護法」となり、1996年(平成8年)に「母体保護法」となる。
ハンセン病患者の不妊手術が行われて問題になっているのは、周知の事実である。


戦争は、人を変える。
もっと過去の歴史を学ばなければ、同じ過ちを繰り返すだろう。


1941年12月8日に、日本海軍が行った真珠湾攻撃によって第二次世界大戦が始まった、と言った政治家がいた。
第二次世界大戦の開戦は、1939年9月1日にナチスドイツがポーランドに侵攻した日とされているのだ。
そして、9月3日にイギリスとフランスがドイツに宣戦布告したのである。


私自身、もっと深く歴史を学ばなければ、と思った敗戦の日であった。


モミジアオイ