十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

ヘクソカズラ

可哀想な名前をつけられた草花は多い。
ママコノシリヌグイ ハキダメギク オオイヌノフグリ ウバユリ ヌスビトハギ
ジゴクノカマノフタ ブタナ ワルナスビ ガガブタ アアソウカイ 幽霊茸


ヘクソカズラも、その中のひとつだろう。
あの独特の臭いゆえの名前だろうが、花は可愛いし、晩秋には飴色の実をつける。


ドクダミも悪臭と言われるが、私は嫌いではない。
ドクダミの臭いは、抗カビと抗細菌の作用があるし、ヘクソカズラの臭いには虫に食われないための植物の知恵がある。


悪臭と言っているのは人間の勝手な都合で、植物には懸命な理由があるのだ。
何事も相手の立場で考えると、見方が変わってくるからおもしろい。


ヘクソカズラにはヤイトバナという別名があるが、やはりヘクソカズラのほうがいい。


ヘクソカズラ


ヘクソカズラの実