十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

「サザエさん」を考える

昔はサザエさんが好きで、毎週テレビの放映を楽しみにしていた。
天真爛漫なサザエさんと、ほのぼのとした家族。


色濃く漂う昭和の香りの懐かしさ。
あんな家族が理想だな、と本気で思っていた。


だが、最近はちょっと見方が変わってサザエさんを観なくなった。


サザエさんは自分の生まれ育った家で、自分の両親やきょうだいと暮らしている。
名前こそ「磯野」から「フグ田」に変わっているが、マスオさんは実質的な婿である。
サザエさんは、結婚はしても他家に嫁いではいないのだ。


だから、舅や姑とは生活を共にしていない。
もし、フグ田家に嫁として入っていれば、あんなに自由奔放な生き方が出来るだろうか。


マスオさんの父親は亡くなっていて、サケオという兄がいる設定になっている。
それでも、フグ田家との関係が希薄なような気がする。


まあ、あまりドロドロした人間関係を描くと「渡る世間・・・」みたいになってしまうな。
サザエさんというアニメは、あえて泥沼のような人間関係を排除したのかもしれない。


サザエさんのように、おおらかに暮らせれば人生も楽しいだろうな。
と、兄弟親戚と絶縁状態になってしまった私は思うのだった。


ジャノヒゲ(蛇の髭)