十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

千歳の憂いなんて

生年 百に滿たざるに
常に千歳の憂ひを懷く


頭では解っているのだ。
千年の憂いを抱くのは馬鹿げている。


しかし、つい先のことまで心配してしまう。
心配が心配を呼び、不安でいたたまれなくなる。
起こらないかもしれない事を心配し、不安を先取りしてしまうのだ。


今を楽しめばいいのだ。
どう足掻いても、百歳まで生きればいいほうで、千歳までは生きられない。


それでも心配になってしまうのはどうしてだろう。

そこに、恥の感覚が微妙に絡み合っているからだろうか。


もし、恥の感覚が皆無なら、もっと楽に生きられるかもしれない。
まるで、動物のように・・・


時々、変なプライドが入り込んで邪魔をする。
コンプレックスとプライドは、背中合わせの同体である。
アンビバレントな感情が摩擦して、生きるのを余計に疲れさせる。


私は、もう一度自分に言い聞かせる。
どんなに頑張っても、千歳までは生きられないのだ。


ヒルザキツキミソウ