十六夜の厭世的雑録

人生をそんな深刻に考えるな・・・永久に続くものじゃないんだから。

代価の同等

「目には目を、歯には歯を」


あまりにもよく知られた言葉である。
この言葉は、報復の正当化につかわれることが多い。


人間というものは、ついカッとなって、やられたらそれ以上のことをやり返してしまう。


「東名あおり運転事故」の裁判で、被告が「勢いで」などとほざいていた。
パーキングエリアで注意され、カチンときて、瞬間湯沸かし器のように瞬時に怒りが沸点に達してしまったのだろう。
そして、あのような行為に及んだものと推察される。


これは、「目には目を」以上の報復をしたので、代価の同等ではない。
「目には目を」とは、目をやられたら、目以上の報復をしてはならないと戒めている。


逆に、相手の目を傷めてしまった場合は、自分の目をもって償えということになる。
「目には目を」は、あくまでも過度な報復を防ぐ言葉である。


私はクリスチャンではないが、遥か昔に習ったことを思い出したので書いてみた。


まさしく、短気は損気である。


クフェア・ミクロペタラ